コブシ酒
3~5月にかけて、残雪の山野で白い大型の花を咲かせるのがコブシ。
芳香性の精油成分を含み、漢方では花の蕾を「辛夷」と呼んで古くから鼻炎などに薬用してきました。
酒には、花の蕾(春)、種子(初秋)、枝先(通年)が利用出来ます。
心地よい香りで、精神安静の効用もあります。

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3~5月にかけて、残雪の山野で白い大型の花を咲かせるのがコブシ。
芳香性の精油成分を含み、漢方では花の蕾を「辛夷」と呼んで古くから鼻炎などに薬用してきました。
酒には、花の蕾(春)、種子(初秋)、枝先(通年)が利用出来ます。
心地よい香りで、精神安静の効用もあります。

コブシはモクレン科の落葉中高木で、北海道、本州、四国九州に分布し、山野に自生するほか庭木としても植えられます。
3~10mの高さになり、3~5月ころ、葉にさきがけて枝先に径6~10cmの白い大型の花をつけるため、遠目にもよく目立ちます。
この花にはシネオル、シトラール、オイゲノール、ピネンなどの芳香性精油が含まれ、よい香りがあります。
花後、長さ5~10㎝の袋果を結び、10~11月ころ烈開して赤熟した種子を白い糸で吊り下げます。
漢方では、花の蕾を乾燥させたものを頭痛、歯痛、鼻炎などに用いるほか、抽出した精油を芳香剤にします。
・利用部位と採取期・
花の蕾と熟した種子を利用します。
蕾は3~5月、種子は10~11月に採取します。
・作り方・
酒容量に対して蕾は5割、種子は3割を入れ、氷砂橋100gを加えて漬け込みます。
蕾は1週間で取り出しますが、種子はそのままで良いです。
両者とも3~4か月で褐黄色に熟成します。
・効能・
疲労回復、安眠、精神安静、カゼ、強壮、美容などに良いです。
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